いつもコメントをくださる愛染さんからの質問に答える特別編 (ウソ)
鱒シーズンはすでに終盤のひょうたん湖ですが、魚はまだまだ元気イッパイの様です
そんな‘ひょうたん湖鱒‘を桟橋で掛け、確実にキャッチ(ネットイン)するか
ワタクシなりの方法と言うか、やっていることをちょっとだけ (まあ、全部かもしれませんが・・)
まず、装備
釣りの場合の装備と言うと、竿
ワタクシは#7(7番)の9'0"(9フィート0インチ)を使ってます
フライロッドの場合、乗せるラインの単位重さで番手を表示するルールと言うか、通例と言うかそうなってますので、一概に‘硬さ‘では有りませんが、まあ分類上(表現)としては‘硬い‘方になるのではと思ってます
で、ぶっちゃけコレ(竿の長さと硬さ)が一番重要じゃないかと (あくまでもワタクシ的に)
長さは更に長い方が有利な気がしますが、硬さはこんなもん(#7)で十分かと
リール・・・
ワタクシの場合、‘ラージアーバーである‘と言うだけの安価なものなので(一応、ディスクブレーキタイプですが・・)単なる「糸巻き」
ドラグ性能に関しては全く信頼(信用か)が置けないモノなので、リールファイトは殆どしてません
ルアーと比べて、この部分は大きく違うところかと
で、ここが2番目に重要なところだったりもします
次がライン
ラインと言ってもフライラインではなく、ティペット(ハリスのことです)
時々書いてますが、使っているのは‘磯用ハリス‘(磯釣り用)フロロカーボン製0.8号
~解説~
ロッド編
腕のある方なら#7よりも番手の低いロッドでもどうにかなると思いますが、ワタクシには無理・・と言うか「時間が掛かりすぎる」
この時間が掛かりすぎる・・と言うところが実はミソでして
何故時間が掛かるかを考えた場合、ワタクシが思うに
‘魚が制御できる‘言い換えれば‘魚の自由をどれだけ奪えるか‘
魚が制御出来ない時間が長い=ファイト時間が長い
そう考えてます
魚の自由を奪う事=自分の管理下に置く
要は
魚は右へ行きたいんだけど・・そうさせない
潜り込みたいんだけど・・それもダメ
離れたいんだけど・・離さない
それがどれだけ出来るか、出来る‘竿‘(長さと硬さ)なのかと言うのが重要
とか何とかカッコいい事言ってますが
実はワタクシの場合、単に貧乏で・・・何本も竿を買える訳ではないので・・
フライロッドの場合#3、#5、#7で買い揃えて(メーカーはバラバラですが・・)
たまたま#7が調子良いと言うか、都合が良かっただけです(長さも偶然と言うか、標準と言うか・・)
リール編
リール編ですが・・
先にも書いた通り、ワタクシのリールは単なる‘糸巻き‘
ラインは巻き取らず(ヒットの後)、足元
が、ここにも重要なことがありました (書いてて思いついた・・)
そうそう足元のライン処理
ワタクシは全て水の上に出してます
簡単に言うと、魚が掛かったら桟橋ギリギリに立って、ラインが‘桟橋の上‘ではなく湖面に落ちるようにしてます(あっフローティングラインの場合です)
理由として・・
単にササクレ(桟橋を構成する材料の)に引っかかったりするのが嫌なだけですけど・・
でも、意外にこの‘ササクレ引っかかり‘が元で、急な走り(俗に言うジェットラン)をかまされた時にラインブレイクをする事が多いのも事実なので侮れません
ちなみにシンキングライン(沈むヤツ)は桟橋の上です(何処までも沈んでいってしまうので。それも厄介だから・・ササクレ引っかかりは諦め・・ なんじゃそりゃ)
ティペット編
ティペットはフライ用ではなく‘磯釣り用‘
理由・・ 単にフライ専用品は高い(メーター単価が)から (オイオイ)
いや、マジ
まあ、あえて他の利点?と言うか言い訳?をすれば
結束強度が強い気がする・・・
気がすると言うのは
実はワタクシ
ティペットに関して、‘専用品‘(所謂フライメーカー発売品)を使ったことが無かったりする・・ (え~マジ~)
太い系(ひょうたん湖仕様など)は磯用、細い系(渓流など)は鮎用を使ってますと言うか、それしか使ったことが無い・・(すいません ‘似非‘なんで・・)
さて、ここまでダラダラと訳の判らないことを書いてきましたが・・
ここからは‘テクニック編‘
テクニック編・・・ なんか‘いやらしい‘響きと思うのはワタクシだけでしょうか・・ まあ、いい
桟橋で魚を掛けたら・・
とりあえずはラインを手繰り、魚を寄せる (当たり前か・・)
急な走り(ジェットラン)をかまされたらラインを押さえる力を抜き、ロッドを魚に対し一直線に向ける
ん~解りにくい?
要はロッドを水平、ガイドとラインが触れないようにする・・ でしょうか
「おっ、コレはちょっと走りすぎ・・」と感じたら、そのままのテンションでロッドをその場の状況にあわせ立てる
(まあ、適当に立てるって事ですけど・・)
それで運良く魚の走りが止まれば‘ラッキー‘
止まらなければ・・・諦め
いや、マジで そんなヤツはどう足掻いても取れません (ああ、言っちゃった)
運良く止まれば・・
またラインを回収
この繰り返しです (オイコラ・・ そんな事みんな知ってるだろ)
でも、これ以外ありません
あとは・・
行かれたくない方向がある場合
早めに対処することでしょうか・・ (わ~ 技術論でもなんでもないぞ~)
裏ワザ?
桟橋下に潜り込もうとするヤツに対して・・
ランディングネットを魚の鼻先に突っ込む(捉まりたくないから向きを変える)
ってのもありますけど・・ リスクはそれなりになります
魚に合わせて自分が動ける範囲は前後左右に動くのもかなり有効かと
ルアーの場合・・
この部分(リールファイト)で大きな違い(差では無い)があると思います
ドラグ(ドラッグ)をある程度の強さに設定していた場合、‘完全なフリー‘になることが無い(厳密にはベールを返すことで実現は可能ですが・・)
急な走りをいかに‘ドラグフリー‘でやり過ごすか・・結構‘肝‘の様な気がします
ドラグがタラタラでは魚が止まらないし、障害物へ巻かれたりする原因にもなる
キツキツではフックへの負担が大きいし、ラインブレイクの元にもなりかねません
ドラグ(ドラッグ)設定を低めにし、スプールを指で押さえる事である程度解消できるかもしれませんが・・
ライン強度とフック強度の兼ね合いも考慮しなくてはいけませんし、ロッドの特性・性能も大きく関係してくる事なので、一概にそれ(タラタラ)が良いとも言えません・・ 非常に難しいところです
が・・・
ここまで書いておいて・・
実はもっともっと肝心な事が有ったりする
それは・・
魚の口の何処にフッキングさせるか(フッキングしたか)
理想と言うか、取れる確率が最も高いのは
‘魚の真正面‘で、しかもフックアイが口の外に出ている事ではないかと
フックアイが口の外と言うのは、歯によるラインブレイクの可能性が低いと言うこと
魚の真正面であれば上でも下でも大差ないと思ってますが、コレが横だった場合・・
上に書いた‘何処までも止まらないヤツ‘になる可能性が大 (たぶん・・)
中心線を外していると魚の自由度はかなり大きくなるのではと思ってます
「サイズの割りに・・・」と言う場合、もちろん単純にパワフルな魚もいますが、中心を外れれば外れるほど‘引き‘(逃げる)は強く感じられるのではとないかと
が、しかし 任意で魚の真正面にフッキングさせるのは不可能・・(飲み込まれない様にするのは努力でなんとかなりそうですが・・)
ぶっちゃけ・・・
取れるか取れないかは 運
と言うことで ↑ 結論です
えええええ~ コレだけ長々と書いてソレかよ (自分で突っ込み)
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