石徹白キャッチ&リリース区間は渓流魚の自然再生産を目的として2002年より成魚放流をしておりません。にもかかわらず、明らかに養殖魚と分かる固体が釣れるとの苦情を時々いただくことがありました。原因は峠川に隣接し営業されている「石徹白あまご園」さんからの流出しか考えられず、漁協としましては管理をもっと厳重にしていただくよう申し入れてきましたが、また…というべきでしょうか?7月7日夕方のゲリラ豪雨に加え峠川左岸の伐採も影響したようで短時間に峠川が増水し、今回大量の養殖アマゴがキャッチ&リリース区間内に流出したもようです。養魚場からは漁協に対して一応謝罪が来ておりますが、長年にわたり魚たち自身による自然再生産ということにこだわり、養殖魚の放流を一切せずにきたことで、ようやく天然魚だけの釣り場といえるようになってきたと自負している漁協にとっては、長年の努力が無になってしまうような今回の事態に大変苦慮しているところです。
遠方よりコンディションのよい渓魚を求めてお越しくださる釣り人の皆様を失望させるような事態となり、心よりお詫び申し上げます。
ただし、美しい天然魚の数が減っているわけではないので、その点に関しましてはご安心ください。また、今回流出した養殖アマゴは、出荷の際の選別ではねられた特に姿態の悪い個体群であったらしく、ヒレの欠損などがかなりひどいものばかりのようなので、早い段階で本流のほうへ下っていくものと思われます。ただし、本流ならば汚いアマゴが釣れてもよいということにはなりませんので、できれば欠損したヒレなどが再生し美しい魚体になることを願います。養殖魚とはいえ魚そのものに罪はないのですから。
しかし、放流用の養殖魚にもこのような個体が混じるとすればあまりにひどい話なので、もう少し真剣に考えて取り組んでいただけるよう切に願うものです。
石徹白漁業協同組合
と言う一文が峠川C&R区間でキャッチされたと思われる‘養魚場育ちのアマゴの画像‘と共に石徹白漁協のHPに掲載されておりました
7月釣行の際にやけに‘養魚場育ちのアマゴ‘が釣れるな~とは思っておりましたが、上記の様な経緯があったようです
まあワタクシのヘッポコな腕前ではなかなかアマゴが釣れないので、なんでも釣れればOKな感じでしたが、C&R区間の‘趣旨‘?‘主旨‘?にそぐわないとお考えになる方もいらっしゃる訳で(人それぞれですから・・)
それはそれで仕方が無いと言うか、道理に反しているとは思いませんが・・ (イロイロな意味で・・)
でも‘魚‘が増えたのに苦情をもらう石徹白漁協さん・・
ちょっと可哀相かな・・なんて気がします (逃げ出したアマゴさんも・・)
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