トラポン、ウラ・・・
2013年 02月 21日
トラポン、ウラ・・・
ペレットパターン
文字通り‘ペレット‘を模したパターンですが、ペレットにも色々種類がありまして
岡崎トラウトポンドで撒かれているのは小粒で沈まないタイプ、色は薄い茶色
サイズ的にはメルティBE(TIEMCOの完成フライ)がマッチ、色も薄い黄色かグレーで良い感じで、ライトケイヒルやオリーブでも大丈夫だった
が、ちょっと苦労したと言うか少ない脳みそを使ったのが‘浮いているペレット‘の演出
メルティBEのBはご存知の通り、ビーズヘッドのB (Eはエッグです 知ってると思いますが・)
当たり前ですが沈ませて使うフライ
ではどうしたかと言うと・・ 浮いているパターンは諦めました (オイ~)
先ずは1回目のペレットフィーバー
最初は浮いているペレットに紛れ込ませる形でメルティBEを送り込んでいましたが、イマイチどころか完全に無視
魚は浮いているペレットに夢中で、近くに着水してスグに沈んで行くモノには目もくれず・・
タナをどんどん浅くして20cmぐらいにしても反応は芳しくなく、お手上げ
「タナを浅く取るだけでは無理・・」と言うことだけは判りました
でも釣りたい・・・ 釣りたい・・・釣りたい・・・
と念じていると
トラポンの底から女神が現れ
「ペレットを食べている魚は何処から食べに出てきているのですか・・」
「それを考えれば釣れるようになりますよ」
まあ、そんな事は実際には無かった訳ですが (あったら怖いだろ・・)
良く良く観察すると
魚は岸ギリギリに定位していて、風で流されてくるペレットを岸際から‘迎えに‘出て行っている
そんな感じ (太陽の位置と風向き、岸際の形状とか 一応考えました)
じゃあ、魚が迎えに出て行かなくても良い状態を演出出来れば・・
と言うことで、タナを40cmにセットし、岸ギリギリ(岸から80cm以内)を狙ってみる
ピンポーン 大正解!
メルティBEが着水して5カウント以内にインジケーターがビュ~
投げればビュ~ 投げればビュ~ でほぼ入れ食い
投げれば入れ食いなんですが・・・
「岸ギリギリに入れば」の条件つき
ギリギリに入らないと何の音沙汰も無いということで、まあ条件付入れ食いで11時台に限れば1時間で9本キャッチ
次、2回目のペレットフィーバー
1回目との違いは管理人さんがペレットを「撒きに来てくれた」こと
(1回目は前日の残りが浮遊して来た)
撒いてくれたのはL字桟橋と堰堤の角(簡易トイレ下)
1回目のペレットフィーバーの経験を生かし、岸際にタナ40cmで入れてみる
が・・・ 余りにも大量にペレットが撒かれている為、魚がある意味パニック状態
流れてくるのを待ち構えて・・・なんて状態では無く
おらおらおら~ 食え食え食え~
そんな所に沈んでいくモノは太刀打ちできず お手上げ
しかたなくフライボックスを色々捜索
長い事、ボックスの肥やしになっていたメルティE(メルティのビーズヘッドが無いヤツ)白色を取り出し、スパーフロートスプレー噴射
もちろんインジケーターを取っ払い
ドライ・ペレット・フライ~ (ドラエモン風に読んでね)
早速投げてみると・・
ポコン といい感じで浮いている
「コレはいけるかも・・」 と思っていたら ゴボン と出ました
「楽しすぎる~」と言いつつも、釣れたら釣れたで、メンテナンスをしないとちゃんと浮いてくれない
DPF(ドライ・ペレット・フライ 勝手に略称)で4本ほどキャッチしたらメンテナンスをしても浮かばなくなって終了・・
またインジケーターをつけてのルースニングに戻る
タナを少しずつ変えて、岸際を狙ってみると、ある条件で反応が良い事に気付く
どうもフライが底に着くか着かないかの深さにあると食ってくる様子
L字桟橋から堰堤を向いて左手の護岸ベタを底着きするような深さにセットして狙っていくとコンスタントにアタリが出始める
岸から50cmの辺りでタナ30cm、1mなら80cmと色々変えながら「浮いているペレットを食べようかな~」と思っている鱒の鼻先にメルティBEをぶら下げる作戦
コレも結構成功~
15時台に1時間で8本キャッチ
2月17日岡崎トラウトポンド 終日がんばって43本キャッチ ペレットパターンのお話でした
~おまけ~
この日はティペットをフロロの1号でセッティング
相当なサイズが掛かっても1分以内(俗に言う秒殺ってやつ)にネットインできましたが・・
その重労働と言うか高負荷にメルティBEのフックが耐えられず、ポキポキ折れました
たぶん8本か9本
が、しかしテルテル(TIEMCOの完成フライ)の大きさでは食いが悪く、どうしてもメルティBEに頼らざるを得なかった
テルテルのフックであればそこまで折れなかったであろうと思われるが、コレはコレで仕方なし
(釣果最優先ですから)
そのかわりラインブレイクは1度も無しでした (当たり前か・・ははは)
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今年のトラポンは、ペレットを変えたせいか、ペレットタイムでもあまり水面に出なくなった印象があるのですが、そんなことはなかったですか。
それにしてもあのサイズを秒殺なんて、そりゃフライのフックも折れるでしょうが、ロッドは大丈夫でした?(笑)
ペレット・・・プカプカといつまでも浮いているヤツでしたよ
あのタイプを沢山撒かれると、ルアーの方は厳しいかもしれません
この日のバラシはたぶん10ぐらいでその内、フック折れが8本か9本(ほとんどが折れ・・)
フックを伸ばされて・・と言うのは1本も有りませんでした
岸際の草木に何度も引っ掛けてしまいましたが、それによるフライロストが1個も無し・・フロロ1号、切れませんわ~(笑)
魚を掛けてロッドは折れないと思ってますが・・折れるんですかね?10年以上使ってる#7の竿ですけど、なんとも無いですよ
なんか最近ロッドを折られる人が多いって聞いたんですが、みんな#4くらいですからね。
ここのところ釣りに行けてないので、今月中には一度くらいトラポンに行きたいところですが…
ひょうたん湖は来月からですか?
竿が折れる前にラインブレイクすると思うんですが・・
ライン強度<フック強度<<竿強度じゃないですぅ?
若しくはフック強度<ライン強度・・・
エギングとかでPEが絡まったのに気がつかず、しゃっくてしまってポキリってのは聞いたことがありますが・・
どうなんでしょう・・
ひょうたん湖・・・3月に入って、情報を集めてから出かけるつもりです
これまた返しづらいコメントを・・・
あの手、この手・・・確かに今回は少し頭を使いました
‘攻略した‘感が・・と言いつつも、単なる「ペレット撒き便乗釣法」でしかありませんけど
まあ、釣れればOKなんで ははは